整備事業

本事業は、国をはじめ関係地方公共団体のご理解とご支援を得て、工期を短縮するとともに、予定事業費も大幅に節減して2010(平成22)年7月に無事開業し、首都圏の主要国際空港である成田国際空港へのアクセス向上に寄与しています。 更に、本事業は、空港アクセスの大幅な改善にとどまらず、千葉県北西部等の交通利便性の向上、成田市と千葉ニュータウン機能連携の強化にも大きく寄与することが期待されています。

工事費を大幅に削減して予定どおり開業!

経緯
  • 2005(平成17)年12月 工事施工認可
  • 2006(平成18)年2月   着工式典
  • 2010(平成22)年3月   京成電鉄習熟運転開始
  • 2010(平成22)年7月   開業(予定どおり)
※工期4年余りは鉄道新線工事として最速

工事費
当初計画額 実績額 削減額
1,261億円 1,043億円 Δ218億円

事業者

整備主体:成田高速鉄道アクセス株式会社

印旛日本医大駅から成田市土屋までの新線建設を行う第三種鉄道事業者であるとともに、北総線、千葉ニュータウン鉄道線、成田空港高速鉄道線区の施設整備の整備主体。

運行主体:京成電鉄株式会社(第二種鉄道事業者)

第三種鉄道事業者とは

第三種鉄道事業者
鉄道線路を敷設して第一種鉄道事業者に譲渡するか、又は、第二種鉄道事業者に使用させる事業であり自ら運送は行わない。
第二種鉄道事業者
第一種鉄道事業者又は第三種鉄道事業者が敷設した鉄道線路を使用して運送を行う事業。
第一種鉄道事業者
自らが鉄道線路を敷設し、運送を行う事業であり、自己の線路の容量に余力がある場合には、第二種鉄道事業者に自己の線路を使用させることができる。

整備内容

整備内容

路線図・横断図

路線図・横断図

北千葉道路との一体整備

新たに建設が進められている一般国道464号・北千葉道路(印旛~成田)は、首都圏北部及び千葉県西部と成田国際空港とのアクセス強化、沿線地域相互の交流・連携の促進、物流の効率化を目的に、成田新高速鉄道と共に都市再生プロジェクトに決定された事業です。

印旛日本医大駅(印西市)から成田市に至る約9.8 kmでは、道路整備主体である国土交通省千葉国道事務所及び千葉県と協調し、一体的な用地買収や一体施工などを行うことで効率的な事業推進に取り組みました。

北千葉道路との一体整備
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