環境への取り組み

環境影響評価を行い北印旛沼に生息する希少鳥類の生息保護に努めています。

環境アセスメント

環境影響評価書

印旛日本医大駅から成田空港までの新線建設区間では、環境影響評価法に基づき、環境影響評価(環境アセスメント)を行うことが必要であり、周辺環境や動植物の生育状態等を調査するこの取り組みは、北千葉道路の道路整備主体と協調しながら行いました。

景観・環境への配慮

印旛沼周辺は、県立印旛手賀沼自然公園に指定されている区域であることから、景観設計の第一人者である篠原 修氏(政策研究大学院大学教授)をはじめとする学識経験者で構成する景観検討委員会を組織し、そこで出された意見を踏まえ景観及び環境への取り組みを行いました。

景観設計

豊かな自然環境と潤いある景観を損なわぬように配慮し、橋脚の高さを極力抑え、鉄道と北千葉道路の橋脚を一体化し、周辺の里山環境と調和する景観設計を施しました。

景観のイメージ図
景観のイメージ図

騒音・振動

騒音・振動対策の例示

列車の走行に伴う騒音・振動対策として、防音壁の設置、弾性まくらぎ直結軌道、ロングレールの採用、レールの重量化及び消音バラストの散布を行って騒音・振動の低減に努めました。

動物・植物・生態系

サンカノゴイ(希少鳥類)
サンカノゴイ(希少鳥類)

新設される鉄道は県立印旛手賀自然公園内を通過するため、そこに生息する希少鳥類等への環境対策を行いました。

工事によって変化する鳥類の「生息環境」を補完するヨシ原の造成は、千葉県と共同で行いました。

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