良質な鉄道施設の提供

弊社は、日本を代表する成田国際空港と都心を30分台で結ぶため、最高時速160kmで列車を走らせる成田新高速鉄道事業(京成高砂駅~印旛日本医大駅間の32.3kmは改良区間、印旛日本医大駅~成田空港駅間の19.1kmは新線区間)の整備主体として2002(平成14)年4月に設立されました。

上記整備区間における関係事業者は、京成高砂駅~小室駅間が北総鉄道株式会社(第一種鉄道事業者)、小室駅~印旛日本医大駅間が千葉ニュータウン鉄道株式会社(第三種鉄道事業者)、印旛日本医大駅~土屋・成田空港高速鉄道線接続点間が弊社(第三種鉄道事業者)、土屋・成田高速鉄道アクセス線接続点~成田空港駅間が成田空港高速鉄道株式会社(第三種鉄道事業者)となっています。

同事業による鉄道施設の工事は、「良質な鉄道施設を提供することにより、成田空港の利便の向上と地域の発展に貢献する」との弊社の企業理念のもと、関係機関及び沿線地域等のご協力を得ながら積極的に工事を進捗させ、2010(平成22)年7月17日に、無事開業いたしました。

現在、弊社は、新たに整備した成田高速鉄道アクセス線の鉄道施設を保有し、第二種鉄道事業者である京成電鉄株式会社に当該施設を使用していただいております。
 さらに、成田空港高速鉄道線の既存の構造物上に新たに整備した弊社保有の鉄道施設については、成田空港高速鉄道株式会社に賃貸をし、京成電鉄株式会社に使用させることとしております。
 弊社の安全性向上に向けた取り組みとしては、行動規範に掲げた「安全性・快適性に留意して、利用者に安心して使っていただける鉄道施設の提供」について実践すべく、弊社の「安全管理規程」に基づき、鉄道施設を保有する会社として組織的な安全管理体制を確立するとともに京成電鉄株式会社をはじめ関係機関との緊密な連携を図りながら、鉄道施設の安全性向上に努力しているところです。

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