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成田高速鉄道アクセス株式会社 成田新高速鉄道整備事業
Narita Rapid Rail Access Co.,Ltd.
コーナータイトル環境への配慮 ヨシ原造成
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北印旛沼において鳥類の生息環境の
代償措置として実施するヨシ原造成検討について

◆ SI、HSIモデルの検討 ◆

指標種として選定したサンカノゴイの一般生態及び現地調査結果から、
生息に係る環境要因として、以下の6つの要因を選定した。

[1] 植生の状況(SI1)
堤内地におけるヨシ群落の面積、マコモ群落の面積がサンカノゴイの生息との間に有意な相関が認められた。また、ヒメガマ群落についても、ヨシ原を構成する抽水植物群落として、同様に重要であると考えられる。よって、以上3群落の面積比を本種の繁殖条件として採用した。

[2] ヨシ原の面積(SI2)
ヨシ原の面積について、サンカノゴイの生息との間に有意な相関が認められた。文献では、サンカノゴイの生息するヨシ原は最低2haで、10ha以上であることが望ましいとされているが、調査結果もこれを支持するものであった。よって、繁殖条件として採用した。

[3] 水際線の長さ(SI3)
ロジスティック回帰の過程で、水際線についても、サンカノゴイの生息との間に有意な相関が認められた。本種は一定の水深を有する場所で繁殖すること、水路を往来する魚類をはじめとする小動物を採餌していることなどから、水際線の長さを繁殖および採餌条件として採用した。

[4] 周辺の植生(SI4)
周辺の植生の中で、水田雑草群落(水田)の面積とサンカノゴイの生息のとの間に有意な相関が認められた。とくに北側の個体群では、水田環境への飛来が観察されていることから、本種にとって水田は、両生類や小型の魚類などを採餌するうえで重要な環境であることが推測された。よって、採餌条件として採用した。

[5] 騒音の状況(SI5)
ピーク騒音とサンカノゴイの生息の間にも有意な相関が認められた。

[6] 光源からの距離(SI6)
家屋や街灯からの距離との間にも、有意な相関が認められた。

検討した6つのSIが相互に関連しているとし、HSIモデルを下記のとおり設定した。

HSI = √ ( SI1 × SI2 ×SI3 ×SI4 ×SI5 ×SI6 )

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