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HEP解析実施フロー図
HEP解析の過程について、下記のフロー図に示す。
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| SIモデルを構築する上での、現状における生息・繁殖環境条件の把握 |
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[2] HEP の概要について
HEP とは、定量的生態系評価を示し、事業による影響と代替案の効果を、定量的に比較する手法として1980年にアメリカにて開発された手法である。
生物種のハビタットという考え方を基礎として、生物種に係るハビタットの質を、HSI という指標値を用いて示し、そのハビタットの質が将来的にどのように変化するかを評価するものである。なお、HEP解析では、SI、HSI、HU、CHU
という用語を用いて進めていくため、下記にその概要を示す。
(1) SI について
SI とは、評価対象種に関し、そのハビタットの適否を規定する様々な環境要因(餌の状態、水の状態、営巣地としての植生の状況、騒音等)を、数値化したものである。
(2) HSI について
HSI は評価対象種のハビタットとしての適性を定性的かつ定量的に評価する指標となる値であり、0(全く不適)から1(最適)の間の値で評価する。なお、その構成はハビタットを形成すると考えられる環境要因(SI)を、数式モデルで組み込むことで示す。
(3) HU について
HU とは、ハビタットの指標である HSI に、ハビタットの存在面積をかけて算出し、ハビタットとしての全体の質を示すものである。
(4) 累積的 HU(CHU)と、ネット・ロス及びネット・ゲイン
累積的 HU(CHU)は、評価期間における HU の積分値として算出される。
CHU は、HU の経年変化を表すグラフを作成し、HU の経年変化を示す線で囲まれた範囲の面積を算出することで求められる。
「開発を行った場合の CHU − 開発を行わなかった場合の CHU 」を事業により損失するハビタットの質、ネット・ロスと呼び、「開発を行い、代償措置を実施した場合の
CHU − 開発を行わなかった場合の CHU 」を、代償措置により増加するハビタットの質、ネット・ゲインという。
HEP解析とは、ネット・ロスより、ネット・ゲインが、ほぼ同等以上になるような(ノーネット・ロス)、環境条件、面積等を検討していくものである。 |
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