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●
調査結果
植物の調査結果を次表に示す。
項目
確認種数
重要な種
植物相
143科989種類
早春 (84科272種類)
春季 (119科611種類)
初夏 (127科711種類)
夏季 (132科793種類)
秋季 (122科590種類)
ミズニラ、サトメシダ、オオアカウキクサ、タコノアシ、クロウメモドキ、ウスゲチョウジタデ、ミゾコウジュ、カワヂシャ、ホソバオグルマ、ミクリ、ジョウロウスゲ、ウマスゲなどの81種が確認された。
植物群落
40群落
スダジイ群落、シラカシ群落、イヌシデ群落、コナラ群落、ムクノキーエノキ群落およびムクノキーエノキ低木群落、アカメガシワ低木群落、ヌルデ低木群落、スギ・ヒノキ植林、竹林、アズマネザサ群落、ススキ群落、チガヤ群落、オギ群落、ヨシ群落、ヒメガマ群落、マコモ群落が確認された。
大径木・古木
12本
水神の森のクロマツ、吉高の大桜(ヤマザクラ)が確認された。
●
予測にあたっての配慮事項
・改変部を最小化した構造の選定
●
予測手法
計画路線と重要な種及び群落の生育地の分布範囲から、生育地が消失・縮小する区間及びその程度を把握し、直接改変については定量的に、間接的影響については科学的知見や類似事例を参考に定性的に予測した。
●
予測結果
■
植物相
確認された重要な種のうち、ウスゲチョウジタデ、ジュウニヒトエが改変区域内に位置するため個体及び生育環境が消失する。
■
植物群落
鉄道施設及び道路の存在により、確認された重要な群落が一部減少するが、消失する群落はなく、また改変の割合も低いことから、鉄道施設及び道路の存在による群落への影響は極めて小さいと予測される。
■
大径木、古木
鉄道施設及び道路によって改変される区域において、大径木・古木は確認されていないことから、鉄道施設及び道路の存在による個体及び生育地への影響はないと予測される。
●
環境保全措置
・重要な種に対しては、改変区域に生育する個体の移植により地域個体群に与える影響を最小限に抑える。
●
評価結果
(1)植物相
鉄道施設及び道路の存在による植物への影響を低減させるために、改変部を最小化した構造を選定するほか、環境保全措置として改変区域に生息する個体の移植により地域個体群に与える影響を最小限に抑えることとする。
したがって、実行可能な範囲内で環境影響を低減できるものと判断した。
(2)植物群落
重要な植物群落として選定されたスダジイ群落、シラカシ群落、イヌシデ群落などの群落について鉄道施設及び道路の存在による影響は極めて小さいと予測されることから、影響は可能な限り回避・低減できるものと判断した。
(3)大径木、古木
現地調査で確認された12本の大径木、古木について鉄道施設及び道路の存在による影響はないと予測されることから、影響は回避できるものと判断した。
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