●調査結果
計画路線及びその周辺の調査地点における浮遊物質量及び流量の調査結果は次表に示すとおりである。
地点
\
調査日 |
浮遊物質量(mg/l) |
| 松虫川 |
印旛捷水路 |
北印旛沼 |
松崎川 |
小橋川 |
| 2月26日 |
5 |
8 |
13 |
2 |
3 |
| 5月23日 |
32 |
26 |
24 |
4 |
7 |
| 8月21日 |
3 |
10 |
9 |
4 |
16 |
| 10月17日 |
4 |
42 |
44 |
4 |
5 |
| 環境基準(参考) |
- |
5以下 |
5以下 |
- |
25以下 |
| |
地点
\
調査日 |
浮遊物質量(mg/l) |
| 松虫川 |
印旛捷水路 |
北印旛沼 |
松崎川 |
小橋川 |
| 2月26日 |
0.007 |
4.6 |
- |
0.024 |
0.071 |
| 5月23日 |
0.08 |
検知せず |
- |
0.02 |
0.04 |
| 8月21日 |
0.01 |
検知せず |
- |
0.04 |
0.11 |
| 10月17日 |
0.007 |
0.67 |
- |
0.02 |
0.09 |
●予測にあたっての配慮事項
・止水性の高い土留工を設置し、濁水の流出を防止する。
・水域における橋梁部の仮締切工の施工にあたっては、底泥の巻上げを少なくするよう施工する。
・濁水の流出を防止する沈砂池を設置し、河川放流に対する水の濁りの監視を行う。
・のり面は出来るだけ速やかに緑化などの保護工を行い、必要に応じてビニールシートなどで のり面を被覆し保護する。
●予測手法及び予測地域
予測にあたっての配慮事項を考慮し、工事に伴い発生する水の濁りが、計画路線及びその周辺の環境に及ぼす影響の程度について定性的に予測を行った。また、予測地点は松虫川、印旛捷水路、北印旛沼、松崎川及び小橋川とした。予測位置を次図に示す。

●予測結果
土工部については、必要に応じて濁水の流出を防止する沈砂池を設け、発生した雨水を沈砂池に導水して、水の濁りに対する監視を行い、上澄み水のみを河川へ放流する。また、のり面は早期緑化に努めるとともに、必要に応じてビニールシートなどで覆う等できる限り裸地の期間を短くする対策を取る。
橋梁部については、計画路線と交差する沼及び河川の水域内において橋脚を設ける場合の施工時については、止水性の高い仮締切工とし、掘削による濁水が直接沼等に流れ込まないように配慮するとともに、仮締切工の施工時には圧入等で施工することにより濁りの発生を最小限に留める。また、陸域の橋台・橋脚については、鋼矢板を用いた土留工となり、構造物の掘削を行った際に、土留内に湧水及び雨水による濁水が発生すると考えられる。しかしながら、本事業では掘削作業時に必要に応じて沈砂池を設置する計画であり、発生した濁水を沈砂池に導水し、上澄み水のみを河川へ放流する。
したがって、上記対策を講じることにより、計画路線及びその周辺の公共用水域への水の濁りの影響は極めて小さいと予測される。
●環境保全措置
環境影響の程度は極めて小さいと判断されるため、環境保全措置は講じないものとする。
●評価結果
工事の実施による水の濁りの影響を低減させるために、土工部では、必要に応じて濁水の流出を防止する沈砂池を設け、発生した雨水を沈砂池に導水して、水の濁りに対する監視を行い、上澄み水のみを河川へ放流する。また、のり面は早期緑化に努めるとともに、必要に応じてビニールシートなどで覆う等できる限り裸地の期間を短くする対策を取る。
橋梁部では、交差する沼及び河川の水域内において橋脚を設ける場合は、止水性の高い仮締切工とし、掘削による濁水が直接沼等に流れ込まないように配慮するとともに、仮締切工の施工時には圧入等で施工することにより濁りの発生を最小限に留める。また、陸域の橋台・橋脚については、鋼矢板を用いた土留工とし、土留内に湧水及び雨水による濁水が発生した場合は、必要に応じて沈砂池を設置する計画であり、発生した濁水を沈砂池に導水し、上澄み水のみを河川へ放流する。
したがって、上記対策を講じることにより、実行可能な範囲内で環境影響を低減できるものと判断した。 |