●予測にあたっての配慮事項
特に配慮する事項は設定していない。
●予測手法及び予測地域
トンネルの微気圧波の発生について、微気圧波に関する予測式及び実測データを用いて予測を実施した。また、予測地点はトンネル坑口付近とした。予測位置を次図に示す。

●予測結果
既存施設使用区間の6トンネル(山岳トンネル)については、微気圧波の対策基準を下回った。また、新規施設建設区間の1トンネル(開削トンネル)については、対策基準(坑口近傍の家屋(屋外)で微気圧波ピーク値が20Pa以下)を上回ると予測される。
| トンネル名称 |
トンネルの種別注1 |
微気圧波放射坑口注2 |
20m点微気圧波(Pa) |
家屋点微気圧波(Pa) |
 |
松崎地区 |
開削トンネル
(新規施設建設区間) |
入口 |
37 |
17 |
| 出口 |
50 |
50 |
 |
小菅 |
山岳トンネル
(既存施設使用区間) |
入口 |
42 |
- |
| 出口 |
18 |
- |
 |
長田 |
入口 |
25 |
- |
| 出口 |
25 |
- |
 |
堀之内 |
入口 |
25 |
6 |
| 出口 |
32 |
5 |
 |
第1駒井野 |
入口 |
42 |
- |
| 出口 |
32 |
4 |
 |
第2駒井野 |
入口 |
42 |
8 |
| 出口 |
25 |
9 |
 |
取香 |
入口 |
25 |
4 |
| 出口 |
25 |
9 |
注1 トンネル構造は、新規施設建設区間が開削トンネル、既存施設使用区間が山岳トンネルである。
注2 「入口」は起点方の坑口、「出口」は終点方の坑口を示す。
●環境保全措置
・緩衝工の設置
●評価結果
環境保全措置を行った微気圧波の予測結果を次表に示す。列車の走行に伴う微気圧波の影響を低減させるために、環境保全措置として、緩衝工を設置することから、列車の走行に伴う微気圧波は、坑口近傍の家屋(屋外)で20Paとなり、対策基準以下となっている。
したがって、実行可能な範囲内で環境影響を低減できるものと判断した。 |

緩衝工設置例 |
| トンネル名称 |
トンネルの種別 |
緩衝工延長(m) |
緩衝工による対策後 |
| 20m点微気圧波(Pa) |
家屋点微気圧波(Pa) |
 |
松崎地区 |
開削トンネル
(新規施設建設区間) |
入口 0 |
37 |
12 |
| 出口18 |
20 |
20 |
|